2017年度7月 防衛装備庁を見学しました!

 7月28日に開催された日本赤外線学会第78回定例研究会・見学会に,学生会のメンバーの一人として参加させていただきました.学生会とは赤外線技術の初学者支援・交流促進・

就職支援を目的に発足した会であります.本年度から大阪市立大学の学生も幹事に迎え,9名の学生会幹事で運営を行っています.今回は,5名の学生会メンバーが参加し貴重なお話を聞かせていただきました.

 見学させていただいたのは,防衛装備庁の先進技術推進センターと電子装備研究所です.適切な装備開発のための戦闘シミュレーションや歴代の赤外線センサー,また隊員の能力を向上させる装備品,無人ロボットを間近で見ることができ,学生会一同大興奮でした.私個人としましては,光ファイバーを用いた温度センサーの研究をしているため,小型UAV(無人航空機)に搭載できないものかと想像を膨らませていました.

 見学を通じて,民間企業の技術を最大限に活かしながら,かつ足りないものを研究開発し,一歩先の装備品を作製されていることが印象に残りました.

 最後になりますが,見学会手配などご尽力いただきました防衛大学校の立木先生,装備庁の職員の方々,ならびに,関係者の皆様にこの場を借りてお礼申し上げたいと思います.ありがとうございました.

 

大阪府立大学大学院 石黒敦己

研究会の様子

 

電子装備研究所前にて